塾に通わずに高専の受験に合格した体験について紹介
目次
はじめに
昔の話ですが、私は塾に通うことなく高等専門学校(高専)に合格しました。(厳密には中学三年生の時に夏期講習か何かが近所の塾で開催されていてそれだけは参加しました)
私自身がどのような生活や勉強への取り組みをして、高専の受験に合格したかについて紹介します。
受験生の方やその親御さんの何かの参考になればと思います。
幼稚園の頃
生活面
近所の川や田んぼで蛙や虫を捕まえたり、探険をよくしていました。
勉強面
近所の普通の幼稚園に通っていました。泣き虫だったので、「涙くんさよなら」を園長先生によく歌ってもらってました。
トイレに九九の表が貼ってあったのでそれを暗記していました。幼稚園に母と通っているときに「いんいちがいち」のように唱えていた記憶があります。
物事ついた頃にはこどもちゃれんじをしていたと思います。
小学生
生活面
小学4年生くらいまでは20時には寝てました。
書道、スイミングを習ってました。ソフトテニスもちょっとやってましたが、コーチに理不尽に怒られたので辞めました。
小学生の低学年の頃は、体力はなく持久走はクラスでも下位でした。
テレビゲーム等は時間制限なく、いろいろやり込んでいました。
勉強面
こどもちゃれんじを継続していて、こどもチャレンジで予習して、授業を受けるような感じだったので、理解がしやすかったです。
中学生
生活面
部活動はソフトテニス部に入って日々練習してました。
書道は続けてましたが、スイミングは中学生コースは無かったので辞めました。また、空手を少しだけ習いました。
ゲームも引き続きやり込んでました。ただ、プレイして いたゲームで総プレイ時間が表示されていて、それが100時間を越えているのをみて、時間の無駄とちょっと思った記憶があります。
勉強面
こどもチャレンジは辞めました。授業を真面目に受けて、テスト勉強をきちんとしました。
日頃から復習するというよりは、テスト期間にしっかり復習する形で、テストの二週間くらい前からある程度復習を始めて、テスト前日に最終まとめみたいな感じでした。
テストの五科目(国語、算数、英語、理科、社会)の合計点は400以上はキープしていました。調子が良い時は450点を越えたかもしれませんが、あまり覚えていません。
高専受験に向けての対策
塾の夏期講習か何かを受けたのと、高専の過去問を買って勉強してしました。8月頃まで部活をしていて、そこから高校受験モードに切り替えました。
受験時の手応えとしては、だいたい平均して7割越くらいは取れた気がします。
塾の効果についての持論
高専の受験について
個人的には、塾に通うのは各都道府県でもトップの有名進学校に進む目的であれば、必要なのだと思います。おそらくトップレベルの争いになるので、その層であれば受験のテクニック含めて塾で対策しないと不利だと思います。
ただ、高専を目指す場合、基礎学力勝負なのでそこまでテクニックは必要ないと感じましたし、塾も高専の受験に向けた対策をどこまでしているのか懐疑的です。
中学校の成績について
中学校のテストに関しては、中学校で習った範囲をベースに出題されるため、授業内容を理解できているのであれば、塾に行っているかどうかでそこまで関係ないと思いました。
塾に通うと「学校の勉強」+「塾の勉強」をする必要があり、負担が増えることで時間に余裕がなくなって睡眠不足等になっては逆効果になると思います。
マタイ効果への対策としては有効?
マタイ効果とは、「 持っている人はさらに与えられて豊かになる。持っていない人は持っているものまでも取り上げられる」という性質です。
学力に例えると、基礎学力がある子は理解が進み賢くなりますが、基礎学力が身に付いていないと授業についていけずにどんどん差が開いてしまいます。
その遅れを取り戻す手段として、塾を活用することは有効だと思います。(弱点を把握するために、個別指導の方が良さそうです)
おわりに
塾に通わずに高専に合格した私の軌跡について紹介しました。
塾に対する考え方は人それぞれですが、私自身は特に必要性は感じませんでした。ただ、将来子どもが塾に通いたいと言ってきた場合は塾に通わせようと思います。