勉強が苦手な子ども達に伝えたいメッセージ
目次
はじめに
個人的には勉強が苦手な子ども達の相談に乗ったりできる仕事とかをしたいと思いながら、現実的な生活の話もあるのでサラリーマンとして働いています。
ただ、何か勉強が苦手な子ども達に向けて良い影響を与えたいと言う思いもあるので、メッセージを書いてみようと思いました。
なぜ勉強が苦手なのか
勉強が苦手な子は大きく分けて3つの理由に分けられると考えています。
何がわからなくないかがわからない
勉強が最初からわからない、またはついていけなくなり、取り返しがつかなくなったタイプです。
目的が持てないからモチベーションが上がらない
学校の勉強に意味を見い出せず、授業への参加意欲が下がり、「何がわからないかがわからない」状態に移行します。
家庭環境に恵まれていない
家庭環境に恵まれていない場合も、勉強に集中できないので、「何がわからないかがわからない」状態に移行します。
その結果、勉強が苦手な子はどんどん勉強についていけなくなり、勉強ができる子とできない子の二極化が進むと考えています。
勉強に取り残された時の対処方法について
最終的に「何がわからなくないかがわからない」になったケースを考えた場合、そこから抜け出すには、子どもが授業の部分まで追いつけるように個別でフォローして勉強する必要があると思います。
何がわからないかわからない子どもが、自分の力で授業に追いつくのは不可能です。
個人的な経験ですが、中学校の時に部活の後輩に勉強を教えた時は、定期テストで20点から30点程度の成績だったのが、基礎を復習して数日間勉強を教えただけで定期テストの点が60点程度まで上がりました。
また、中学校の時に不登校気味だった同級生に対して、受験対策本を使って数日間のフォローを実施した結果、勉強方法のコツを掴んで地元の高校に合格していました。
なので、基礎の理解ができる部分までフォローできれば、中学生の時点でもある程度のやり直しは効くと思っています。
勉強に取り残される前に
勉強に取り残された場合でもある程度は取り返すことはできますが、できれば取り残される前に対処したいところです。
なので、私が思う勉強に対する心構えについて伝えます。
勉強は答えがあるパズル
定期テストや入試で出る問題には必ず答えがあります。また、その答えにたどり着く手段も決まっています。
パズルのようにして組み立てれば正解は出るようになっているので、そのコツを掴むことを意識をしてください。
社会に出ると唯一の答えはなく、折り合いをつけて最適解を模索していく形になります。学校のテストでは、答えがあるテストで答えを導き出す練習をして、答えがない社会に出た時に向けた事前準備期間と考えてみても良いかもしれません。
勉強による選択肢の広がりを考える
勉強に対するモチベーションが上がらずに授業に身が入らない子どももいると思いますが、勉強をすることで選択肢を狭める可能性が減るので、できるだけ勉強は続けた方が良いです。
一部の天才的な才能があれば、お金を稼ぐ職業に就くことができますが、大半の人は通常のお仕事をすることになるので、どのお仕事をするかを選ぶ権利を貰うためにも勉強はしておいた方が良いです。
遊びにはいつか飽きる
無限に遊ぶ時間があったとしても、遊び等の娯楽の種類には限りがあるので、いつか飽きる時が来ると思います。(お金をしっかりかけて世界中で遊べるなら飽きないかもしれませんが)
その点、勉強については様々な分野でどんどん広がっていくため、新しい発見がある楽しみがあります。
おわりに
勉強がなぜ苦手なのか、勉強に対する心構え等について記載しました。
勉強についていけなくなると、どんどん勉強がつまらなくなってさらに勉強しなくなるループに入り込んでしまいます。
その状態から抜け出すには、早めに個別で指導を受ける必要があると考えています。
学校のテストには答えがあるので、その導き方のコツ等を掴むことができたら点は取れるため、パズルをしていると思って勉学に励んで貰えたらと思います。