情報処理技術者試験に独学で合格するコツについて解説

はじめに

自己啓発で情報情報技術者試験を受けている社会人の方向けに、私の体験を紹介して合格へのなんらかのヒントになればと思います。(受験料も上がってるので、落ちるとショックも大きくなっていると思います)

私は応用情報技術者試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、情報処理安全確保支援士試験の3つに合格しています。

不合格の体験としては、基本情報に学生の時に1回不合格、応用情報は学生の時に1回不合格、エンベデッドシステムスペシャリスト試験は社会人で2回不合格、情報処理安全確保支援士試験は社会人で2回不合格でした。

情報処理技術者試験の合格のコツ

過去問対策を入念に勉強

自分の力を過信して過去問対策をせずに試験を受けた場合は大抵落ちました。

テキストを完璧に理解して記憶できる方であれば過去問対策が不要かもしれませんが、午前の問題は過去問からもそれなりに出てくるので、過去問対策をしておいた方が良いです。

私の場合、午前対策は過去問道場で過去5年分を数ヶ月前から繰り返しおこないました。

午後対策はIPAのサイトで公開されている過去問をダウンロードして解いてみたり、youtube等の解説動画で勉強していました。

情報処理安全確保支援士試験の午後問は1問当たり1時間くらいはかかるので、土日等のまとまった時間が取れる時に実施しました。そこまで数はこなせないので、回答の傾向を掴むことと、用語の勉強に重点をおきました。

わからない用語を減らす

分野外の試験を受ける場合、出てくる言葉がさっぱりわからないことがあると思います。私も午後の過去問を解いていて、不明な用語が多数出てきたのでネットで調べて減らしていきました。

合格した試験に関する用語をすべて理解しているかと聞かれると答えは「NO」です。完璧な知識を持っているに越したことはないのですが、不完全な状態でも合格は可能でした。 

合格してからがスタートラインのような認識で試験を受けてみても良いと思います。

諦めず部分点狙い

合格点は60点なので、半分ちょっと正解できれば合格できます。

私が合格してきた試験では、得点が60点台でギリギリ受かるパターンがそれなりにありました。(ちょうど60点の時もありました)

過去問で掴んだ傾向で答案を埋めることで部分点を積み重ねることができた結果だと思っています。

ギリギリでも合格は合格なので、午後は半分ちょっと取れそうな問題を選択していく選球眼も大事です。(例:選択問題の選択肢に知らない用語が出ているものは選ばない)

おわりに

情報処理技術者試験の合格のコツについて紹介しました。

IT業界の資格の意義についてはなんとも言えませんが、私の個人的な感想としては合格したことでちょっとした精神的な安心に繋がっています。(転職に有利かどうかは不明ですが、資格偏差値をネットで調べて、これと同等の資格を取れたんだと思えるので)

情報処理技術者試験の受験料も上がってるので、己の力を過信せず過去問対策を頑張っていただければと思います。