TOEICで300点台から600点台に上げるまでに実施したことのメモ

はじめに

私は学生の時に高専(※)に通っており、初めてTOEICを受けた時は300点台でした。

(※)高専は中学卒業後に5年通う高等専門学校学校のことです。工業寄りの専門科目の多いカリキュラムとなっていて、英語が苦手な学生が多い傾向が有ります。

そんな私が600点台後半を取得するまでに、実施したこと等について紹介します。

もっと高得点を目指す人には当たり前の内容かと思いますが、英語が得意ではない状態から、ある程度の点が取りたい人向けかと思います。

600点台までの道のり

多少記憶が曖昧ですが、高専在学中に450点付近の点を取りました。その後、高専の専行科で500点付近、大学院で550点付近、社会人で最高690点を取りました。

実施したこと

【~450点】

速読英単語を読んで、英語の基礎を高めました。この時はTOEICと言うよりは、大学の編入学向けに英語を勉強していました。

速読英単語で基礎を固めた後は、高専のテストでも高得点が取れるようになったので、学校の勉強以外で自分で学ぶ姿勢が大事だと感じました。

【~500点】

英文についての対策本を駆使していましたが、あまり効果が感じられませんでした。

【~550点】

大学院で留学生ばかりがいる英語の授業に参加し、気合いでついて行こうとしました。

毎回、お題に対して1分程度喋る必要があり、若干憂鬱に感じながらも、受講し始めた以上、投げ出すのも嫌だったので、頑張ってついていきました。

ただ、いまいちTOEICの点は向上せずに、550点付近をさまよっていました。

【~690点】

自己啓発で英語の勉強を再度始めて、以下のパート毎の対策本を買い、1から対策しました。

振り返り

TOEICで点が伸びない一番の要因としては、TOEICの問題が試験日に回収されるので、何が間違っていて何が正解したかの反省ができないからだと思います。

しっかりと得点の分析することをしなければ、同じ間違いを気がつかずに繰り返してしまい、その結果、得点が伸び悩み、モチベーションも低下して、そのまま諦めるようになります。

そのため、自身の傾向を掴むためにパート毎に得意不得意かを確認するアプローチは多少有効でした。

また、何のために英語を勉強するかの決め手がないと、なかなか勉強の継続が難しいです。

私の場合、パワハラ気味の上司がいる部署に配属されたので、このままでは良くないと思い、自己啓発で資格勉強を始めて、その一環でTOEICも受験していました。(最近は、子育てで資格の勉強する気が起きないので、停滞しており、今受けたら点数は下がっていると思います)

その他

英語の勉強をしていて、本当に大事だと思うのは、英語で考えられる(英語脳を身に付ける)まで耐えることだと思います。

英語が苦手な時は「英語の質問」→「日本語の質問」→「日本語の回答」→「英語の回答」のように、一旦日本語を挟んで考えていました。

しかし、それでは英語を処理しきれないので、 英語での会話するには時間がかかりますし、TOEICでの点数アップも難しいです。

なので、TOEICの点数を向上させたいのであれば、英語の勉強量を増やして英語脳を身に付けるようにしてください。勉強を継続していると、ふとした瞬間に自然と英語で考えられるようになるタイミングが来ます。

また、日本の英語教育は、ちょっとした違いを×にしますが、外国の方と話をする際は、向こうの方も推測してくれるので、意外となんとかなります。日本語をカタコトで話をする外国の人がいても、なんとかわかるのと一緒です。

なので、ひとまずは細かいことは気にせずにまずは雰囲気で英語が理解できる状態になれば十分かと思います。

まとめ

TOEICの点数を300点台から600点台に上げた私の体験を記述しました。

重要なのは、TOEICのパート毎の対策本をしっかり読むこと、勉強を継続して英語脳を身に付けることの2点だと思います。

英語はあくまでコミュニケーションツールなので、目的がなく勉強するのはモチベーションも続かないと思います。

何の目的で英語やTOEICを勉強するのかを考えて、その目的を達成するために必要な取り組みを実施してもらえればと思います。

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