我が子(男の子)が1歳半過ぎで2語文が話せるようになった育て方
はじめに
我が子は1歳半過ぎで「パパ、行ったね」(私が仕事に出かけた)等の2語文を話しており、1歳10ヶ月現在では、「ママがどこか行ったねー」「てんてん(てんとう虫)のさなぎがあるかもねー」等が言えます。
子どもの成長には個人差もありますし、子育てに正解はありません。
我が家の子育て方法によって、たまたま言葉が出るのが早かったのか、我が子本人の素質によるものなのかについては判断しようがないです。
この記事に記した内容で、お子様の言葉の発達に良い影響があれば幸いです。
実践したポイント
我が家では、以下のポイントを押さえて子育てを行っていました。
常に話かける
我が子が発話しない内から、話しかけたり、絵本を読み聞かせを続けていました。(我が子が気に入った絵本)
どのタイミングで、どこまで理解できるようになるのかはわかりませんが、常に話かけることで、少しずつ言葉を吸収していると思います。(「言葉のシャワー」ともよく言われています)
音を出させる
正しい発音ではなくても、音を出すことを楽しめるような雰囲気で過ごしました。
まず、親が手本を見せ、それを我が子が真似をするまで続けました。
最初から発話は難しいので、音を出すように唇を震わせて「プルプルプル」としたり、「ブー」としたりすることや、コップやラップの芯を使って「あー」と変わった音を出して、まずは音を楽しめる状態になりました。
また、まねっこぴょこたんと呼ばれるおうむ返しをするおもちゃで遊ぶことで、声を出して遊んだりもしていました。
コミュニケーションを図る
発話ができる前段階として、言葉以外のコミュニケーションも取れる状態になっていることが、好ましいと考えています。
急にしゃべることはできないので、それまでの期間の繋ぎとして、我が子の意図を汲み取れる方法があった方が親も助かりますし、子どもも親から反応があることで、さらに上達してコミュニケーションを取りたいと思うと考えられるからです。
具体的には、「いただきます」や「ご馳走さま」の意思表示のために両手を合わす仕草や、行きたい方向を指差しする等の意図を持った行動をした時に、「お腹空いたかな?」や「お腹いっぱいかな?」「こっちに行きたいの?」等としっかりと親が反応していました。
また、いないいないばあを何度か読み聞かせをしているうちに、我が子は先を予測するようになり、「いないいない」と親が言うと「ばあ!」と言うようになりました。
「ら行」や「さ行」などの発音しにくい音と違い、「ばあ」と言う言いやすい音なので、無理なく我が子とコミュニケーションを取れるようになり、そこから他の発話に繋げることができました。
基礎を押さえる
なんと言っても、基本は「あいうえお」です。
親の真似を子どもがするようになっても、発話の仕方がわからない音は表現できないので、焦らず根気良く練習することが大事だと思います。
最初のうちは私が「あー」と言うと、我が子が「あー」と言うのですが、「いー」と言っても、その音の出し方がわからないので、しゃべりませんでした。
それから、口の形をみせて練習を続け、我が子も試行錯誤しながら発話を続けることで、徐々に上達していきました。(発話した順番はバラバラで、「お」や「ら行」がなかなか出ませんでした)
ただ、正確でなくても親子間で通じる言葉でコミュニケーションを取って、徐々に言葉をしゃべられるようになりました。( 一言コミュニケーションからの成長 )
語彙力を増やす
絵本や図鑑を読んだり、実際に体験しながら、言葉を学習していきました。二語文を話すには、固有名詞と動詞を理解するのが大事と考えました。
そこで、絵本や図鑑を読んで「これは○○だねー」とか「これはなにかな?」とかを繰り返して、徐々に固有名詞の基礎を固めました。
また、動詞(行動や現象)に関して、我が子に話す時は2語文等の簡単な表現で語りかけることを意識しました。例えば、「わんわんがいるね」「ブーブーがいるね」等、我が子が言える言葉をベースに話しかけました。
最初のうちは固有名詞と動詞をそれぞれしか発話できませんでしたが、根気良く続ける内にどこかのタイミングで2語文が出始めるかと思います。
意識したこととして、我が子が興味を持ったものをベースに語りかけていました。例えば、絵本を読んでパトカーやショベルカーなどの乗り物に興味を持っている様子だったら、そのおもちゃを使って遊んだり、実際に近くで工事していたら、その工事現場が見える場所で「ショベルカーが○○してるね」と話し掛けたりしていました。
興味を持ったものについて集中的に学習して、他のものに興味がでたら今度はそちらを学習さるといった感じで、徐々に語彙力を増やしています。
おわりに
我が子の言語の発達(2語文)に関するポイントを記事にまとめました。
余談ですが、我が子は現在、1歳10ヶ月ですが、ダジャレも少し理解しています。(我が子(1歳9ヶ月)がダジャレで始めて笑った時の思い出)
また、歌も好きで「何の歌を唄う?」と聞くと、「のりものあつまれいろんなくるま、どんどんでてこいはたらくくるまうたうのー」と言って一緒に歌います。
お子様によって得手不得手があり、運動の発達が早い子、手先が器用な子、リズム感がある子等、様々です。(例えば、我が子はまだ卒乳はできていません。)
これからも、愛情を持ってお子様のご成長を見守っていただければと思います。
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