掌(手のひら)に真空を作ってコップやペットボトルをくっつける方法
はじめに
刃牙を読んだことのある人は聞いたことがある「掌の中に真空を造り出す」(柳龍光)を身近なもので体感する方法について説明します。
酸素濃度の調整まではできないので安全です。
実施方法
【準備物するもの】
・ペットボトルやコップ等の底が丸い形状で窪みがあるもの。(炭酸飲料のペットボトルは底に窪みがないので不可)
【実施手順】
①手を出来る限り反って開いた状態にします。
②コップを掌に置いて手の反りを戻して、コップが吸い付く感じが出たらその姿勢を維持します。
掌を下に向けても落ちません。
コツは「手を反って掌に平らな面を作る」、「コップ等の底面全体を掌に当て、反りを戻す時に空気を入れないようにする」です。
底面の直径に応じて、掌のどこに置くかは調整が必要です。
また、掌の水分が少ないと、皮膚の隙間から空気が入ってしまい吸い付きが弱くなるので、皮脂が少ない人は保湿してから実施した方が良いです。
吸引の練習方法
ペットボトルやコップの底で吸引する感覚が掴みにくい場合、両手の手のひら同士を合わせて、手のひら同士を吸い合わせる状態でコツを掴む方法が有効です。
両手で吸引が上手くできると、吸い付く感覚がわかるので、それをペットボトル等の底でできるようになれば良いです。
おわりに
これが出来るようになったところで、あまりメリットはありません。
飲み屋に行った時に、ビールのジョッキを店員さんに返却するタイミングで掌に引っ付けて披露しても、「取れないんですけど」と迷惑そうに言われたり、地元でも「何それ、きもい」と言われてました。
ただ、海外出張の時に披露したら「グルーハンド」(糊の手)と言われて、興味深くやり方を聞かれたので、その時だけはこの技が脚光を浴びていました。